クラブマネジメントの大先生に学ぶクラブの在り方とは
スポーツ界のことをより知っていただくため、興味を持って頂くために研究室としても新しい試をはじめた。
記念すべき第1回はJリーグクラブ[カターレ富山]の創始者であり
著書「フツーの体育教師の僕がJリーグクラブをつくってしまった話」の著者である
佐伯仁史先生に学ぶクラブマネジメント論をテーマに書いた
会場は佐伯先生が運営するTSC(富山スポーツコミュニケーションズ)のパートナーのお店。「だい人」
直筆サインを快く頂くことができFREUDEはらだも感激の様子。
佐伯先生は高校教師の傍らJFAスポーツマネージャーズカレッジサテライト講座インストラクターも勤めていらっしゃり、長きに渡る指導経験からいくつものアドバイスを頂くことができた。
・地域に根ざしたスポーツの在り方
・チームではなく、クラブの必要性
・信念を持って取り組むこと
などを日本がスポーツを通してどういう真価を問われているのか?という視点からお話頂いた。多くの驚きはそれは私がドイツで経験してきたものそのものであったこと。
話せば話すほどまるで答え合わせのようにピースが組み上がっていく。
人口4070582人(令和5年9月現在)の富山市と僅か3500人の街のクラブ文化を安易に比較はできないかもしれないが
その3500人のローカルクラブは間違いなくその地域の「クラブ」としての機能を存分に発揮している
それがブンデスリーガの規模になると
数十万という人が動き、事業が動く。
経済効果はもちろんサッカーをはじめとするスポーツをきっかけにした多様なコミュニティが形成され、日々の生活の悩みを相談をする場など人が介するきっかけになっていくこと。
それこそが文化として成せる技であり
地域密着とうたっているクラブの模範にもなりうる
日本スポーツ界が今後目指す形なのではないか?と
かくいう私もドイツでの積極的な選手キャリアを終えて
自身が「生涯スポーツを通して人生を豊かにする」をテーマに活動を始めたのは
つい最近のことである。
ヘッセン州の北にある小さな街。そこでサッカーをして暮らせたことはとても幸せなことだが
その背景には一生涯を通じてクラブという存在と共にある現地人の「生き方」がとても影響している
ビザの問題、職の問題、言語の問題、
住まい、手続きの問題
それらはサッカーの実力どうこうだけでは乗り越えることができない壁であることは断言できる。
そしていきなりやってきた外国人を快くサポートしようなどとは私達には思い至らない発想である。
現地の方々に、ここで改めて敬意を表すると共に
日本サッカー介、スポーツ界の更なる発展を願い
応援し続けていきたい。
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